
←ワンセグケータイ待ち受け。
や。かつみさんと槇原敬之のライブに行ってきました。
略してマキハライブ。
槇原の大ファンの割には僕はライブというものに行った事がなくてね。
チケット取れないとかじゃなくて、単に興味が無かったんですよ。
槇原個人が好きというよりは彼の曲と歌詞が好きなのでね。
テレビとかで彼が出てる番組を網羅してるわけでもないし、僕にとって音楽とは、意味もわからずとにかくはしゃいでお祭り騒ぎをするものじゃなくて、部屋でその曲の意味をかみ締め、しっとりとムードに浸りながら聴くものなので、ライブとかはコレといって行きたいとも思わなかったんですよ。
いや、でも行ったら行ったでいいもんだね。
開演間近ともなると俺、もう完全に乙女状態だったよ。
彼が今、僕がいる同じ空間に存在して歌ってると思うとそれだけで感動したよ。
やっぱ槇原ファンはその曲の意味を吟味している人が多いのかどうかは知らないけど、他のアーティストのライブ映像みたいに、やたらはじけたりとかしないんだよね。
なんか、ちゃんと心で曲を聴いてるって感じだった。
だからヴィジュアル系ロックバンドとかそーいうのに行きなれてる人はちょっと物足りないかもなーとか思ったけど、僕はあの雰囲気がいいです。
僕にとって槇原の歌は、僕の理想の生き方そのものというか、人生の教科書みたいなものなのね。目標っていうんですかね。
槇原以外にも好きな音楽はあるけど、槇原はちょっと特別なんだ。
もう今度こそダメだ、っていう人生最大のピンチに陥った際に、何度も彼の曲に支えられてきたこともあって、感慨も一入ってわけさ。
なんかもう、一曲目の歌いだしから全身に鳥肌が立って、一曲目は特に思い入れがある曲ではなかったんだけど、今まで支えになる曲を歌ってくれた人が目の前で歌っている、っていう別の方面で感動して、思わず涙があふれ出たりしたわけさ。
そんな自分にちょっと驚いちゃったりしてね。
ホラ。だって僕ってすごくドライでしょ。
感動したり、怒ったり悲しんだり、感情の起伏や変化に乏しい僕が、よりによって何というリアクションをしているんだろうと。
僕も少しは人間らしい感情が残ってたんだなあ、なんて思ったりした。
おめでとー!笑