最近遅くて食べられなかったので帰り道に久々にクレープを食う。そしてダイエーでフローズンフェアとやらが催されていて、やたらと安かったのでアイスを三個買うが、自宅が遠いので持って帰ってたら溶けることに気づく。しょうがないなあ、とアイスを三個むさぼってる間に電車に乗り遅れたので次の電車が来るまで昔の話をしようじゃないか。
チョコアイスもたいらげたことだし、スイーツについて熱く語るぜ。
今でこそスイーツとあらば無差別に好きだが、その昔、僕はチョコレートが嫌いだった。
いやマジで。
バレンタインも好きでも無い人から「義理だからね」と釘を刺されて且つ嫌いなチョコレートをもらわなくてはいけないイベントなんて僕にとって呪わしき儀式でしかなく、一体何の罰ゲームなのか、小一時間問い詰めたい気分を毎年味わった挙句、ホワイトデーにはお返しを用意しなくてはならなかったのだ。
これは人生の半分以上損してる。チョコを好きになれたらどんなにいいだろう。
そう思った僕は一念発起、チョコを食べる練習を少しずつ始めたのだった。
キットカットのような、ビスケットだかウェハースだかを交えたものは、結構美味しいと思えるまでに味覚は成長を遂げた。
チョコがそんなに嫌でもなくなってきた頃、好きだった子からバレンタインのチョコをもらって、チョコって何てうまいんだ、と思ったのが最初の目覚めだったことだけは覚えてるんだけど、その好きだった子が誰だったのかが思い出せないと言う。
そーいうお話です。
こんだけ駄文並べてもまだ電車来ない。